2015年03月30日

カープの試合がある日は残業なしに 広島労働局が提案


カープの試合がある日は残業なしに 広島労働局が提案

朝日新聞デジタル 3月29日(日)15時27分配信





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カープの試合がある日は残業なしに 広島労働局が提案


カープのユニホーム姿で記者会見する広島労働局の河合智則局長(右)=26日、広島市、木村和規撮影


 カープの試合が地元である日はノー残業デーに――。広島労働局の河合智則局長らがこのほど、ユニホーム姿で記者会見し、働き方の見直しを呼びかけた。

 国が進める「働き方改革」の一環だ。ほかにも家族の誕生日の有給休暇取得や朝型勤務など複数の取り組み案を例示した。今後、企業などに要請していく。

 カープ人気で施策の浸透を図ろうというアイデアは職員が思いついた。「提案するからには率先したい」と労働局も試合日には定時退庁を奨励する。

以上は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150329-00000020-asahi-soci
からの引用です。

私も社会保険労務士の立場として、今回の内容はとてもおもしろい試みだと思いました。
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2015年03月29日

日本人の知らない“もうひとつの日本語”


日本人の知らない“もうひとつの日本語”

プレジデント 3月29日(日)10時15分配信





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日本人の知らない“もうひとつの日本語”


明晴学園理事長 斉藤道雄氏


■現代日本に生きる自然言語があった

 現代の日本に、日本人の知らないまったく別の文法や言語系統を持つ“もうひとつの日本語”が存在している。それは英語やハングルのことを指しているのではない。そのような事実を知らされたら、「一体なんのこと? 」と驚くのではないだろうか。かくいう私もその1人だった。

 そのもうひとつの日本語とは、手話のことだ。多くの人は、手話とは単に日本語の音声を手のサインに置き換えたものと考えている。しかし、手話はれっきとした自然言語であり、その誕生は音声言語と同様に古い。手話に関する最古の記録は4世紀以前に書かれたユダヤ教の律法書に確認でき、世界各地で独自の発展を遂げてきた。もちろん細かい文法や語彙もあり、それを習得することで、哲学や心理学なども含めこの世の森羅万象を語ることができる。日本には日本手話が、アメリカにはアメリカ手話があり、世界各国の手話のほかに「方言」も存在している。

 「手話とは、日本語の音声を手のサインに置き換えただけのものだ」と健常者が誤解するのには理由がある。実は、私たちがテレビなどで目にする手話は、「日本語対応手話」と呼ばれ、実際のろう者が使う「日本手話」とは別物だからだ。手話は手だけで表すものと思われがちだが、実際は手の動きに加え、表情や目線、眉の上げ下げや一瞬の間など細かい要素から成り立っている。耳の聞こえないろう者は、聴覚の代わりに視覚が発達しているため、それらの細かい形容詞や時制の変化を読み取れるが、音声情報に多くを頼りがちな聴者には読み取るのが難しい。

 現在、日本で唯一、日本手話による教育を行う斉藤道雄明晴学園理事長に、日本のろう教育について伺った。

 「多くのろう学校では、いかにして正確に『あいうえお』を発音させるかに膨大な時間と労力を費やしていますが、自分が発した音のフィードバックがないのだから、いくら練習しても正確に発音できているのか本人にはわかりません。周囲が『それが正しい発音だ』といえば、そんなものかなと思う。なかには天性の勘や努力が実を結び、発話に成功する子もいますが、せいぜい全体の1、2割程度。あとの8割は手話も口話もどちらも身につかずに卒業してしまいます。でも全体の8割が落ちこぼれる教育は、非常に危険な側面を孕んでいるのではないでしょうか」

 しかも「口話ができる」としても、学校の外ではなかなか通じにくい。一般の人はろう学校教師のようにゆっくりはっきりとは発音しないし、ろう者の声にも慣れていないからだ。長年の口話教育の努力の末に、「何を言っているのかわからない! 」と怒られる口惜しさを何人ものろう者が経験しているのだ。


日本人の知らない“もうひとつの日本語”

プレジデント 3月29日(日)10時15分配信





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日本人の知らない“もうひとつの日本語”


(上)教師は生徒と同じ目線で授業。子どもたちは積極的に手を挙げる。(左下)どの教室も静寂ながら、子どもたちの生き生きとした表情と、はじけるような笑い声が印象的だ。(右下)明晴学園校舎。教室と廊下を隔てる壁は取り払われ、明るい陽光が差し込む。


■母語をしっかり教育。外国語は、その次で

 ろう者に口話を強要する動きは日本に限ったものではない。その流れは1880年にミラノで開催された世界ろう教育者会議で決定的となった。ろう者も聴者同様、発話をすべきだという論調に支持が集まり、日本もその流れを追い口話教育を推進してきたが、その背景には「手話を身につけると、口話および日本語が身につかなくなる」という恐れがあった。その誤解はいまだに文科省や一部の医学者、ろう教育者の間に浸透している。だがそれは大きな誤りであると斉藤氏は指摘する。

 「母語である日本語は下手なのに、外国語である英語が非常に素晴らしい、という人はいませんよね。第一言語(母語)のレベルを第二言語が超えることは絶対にありえないのです。

 ろう者にとって、第一言語はあくまで手話であり、日本語は第二言語なのです。ろうの子たちの頭の中には、本来日本語は存在していません。彼らは夢すら手話で見ます。現在、どんな楽観的な教育者でも、従来の口話教育が成功してきたとは考えていないでしょう。口話教育だけでは正しい日本語が身につかない以上、まずは手話を第一言語としてしっかり習得し、その次に日本語や英語に進むべきなんです」

 明晴学園では、幼稚部では親子ともに手話を学び始め、小学部からは日本語の授業が、中学部からは英語の授業が始まる。興味深いのは、「国語」ではなく、「日本語」の教科だということだ。教師も国語教師ではなく、外国人に日本語を教えるプロである日本語教師が就いている。

 「世の中にはバイリンガル、トリリンガルと呼ばれる人たちがいます。母語に加え、第二、第三言語を自由に操れる人たちのことです。しかしその反対に、どの言語も身についていない半言語状態の人たちも残念ながら存在します。セミリンガルと呼ばれる彼らがどのようなものか、一般の人はあまり目にしないと思いますが、かなり悲惨な状況です。

 どの言葉も持たないということは、下手をすればモノには名前があることや、時間の概念すら理解できていない可能性がある。そういう人たちに、社会保障を受ける権利がありますよ、と教えても、そもそも権利や社会保障という概念がわからないわけです。自分が何を知っていて、何を知らないかがわからない。それが言語がない、もしくは半言語の人の実態です。移民や外国人労働者が多く住む地域では、親の母国語も日本語も満足に喋れない2世の子たちが問題になっていますが、ろう者の間でも、残念ながらそのようなケースがあります」


日本人の知らない“もうひとつの日本語”

プレジデント 3月29日(日)10時15分配信





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 もとは単に耳が聞こえないだけの問題だったのが、言語習得に失敗したがゆえに、うつになったり、非行に走ったり、知的障害の疑いを持たれる人もいる。近年、日本企業も障害者枠を設け、ろうの人たちを雇用する動きが出てきたが、実はそのような企業からも相談の電話が明晴学園にかかってくる。障害者枠として採ったはいいが、まったくコミュニケーションができず、どうしたらいいかという相談だ。だがそれはきちんとした言語教育を受けられなかったために起こる問題だと説明するしかない。

 耳の聞こえない子の9割は、健聴者の両親から生まれる。遺伝以外にも出生時のトラブルや細菌感染など、聴覚を失う原因は1つではない。わが子の耳が聞こえないとわかったとき、多くの両親は医師から勧められるままに人工内耳の手術を受けさせるが、視覚とは違い劇的な改善にはつながらない。「やはり、大切なのは手話教育だ」と斉藤氏は強調する。

 人間はおよそ5歳になるまでに何らかの言語に日常的に接しないと、生涯にどの言語もネーティブ並みに操ることが不可能になることが、言語学の研究で明らかになっている。なにより手話を禁ずることは、ろう者から独自の言語やアイデンティティを奪うことにもなる。

 「耳の聞こえる子は、『耳が聞こえるんだからしっかりしなさい』とはいわれません。でも、ろうの子たちは物心ついてからずっと、『耳が聞こえないのだから、しっかりしなさい。ほかの子より勉強しなさい』といわれ続ける。裏を返せば『聞こえないままではダメなんだよ』というメッセージにもなる。私は『君たちはそのままでいいんだよ』と、子どもたちを育てたい。そこらへんの子たちと同じく、勉強して騒いで笑って、元気に遊びまわっている。唯一違うのは、日本語ではなく手話という別の言語で会話していること。ここは障害者学校というより、一種の外国語学校なんです」


以上は、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150329-00014878-president-bus_all&p=1
からの引用です。

色々と考えさせられた内容でした。

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育む社会へ 保育士不足の背景


育む社会へ 保育士不足の背景(上) 待遇の現実

@S[アットエス] by 静岡新聞 3月29日(日)14時30分配信





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 保育・教育の受け皿を充実させる「子ども・子育て支援新制度」が新年度に始まるのを前に、保育士不足が深刻化している。働く親を支える存在でありながら、働き続けるのが難しい環境の背景に何があるのか。個人の志に頼らざるを得ない現場と、女性の「腰掛け」的な働き方を前提とした制度上の問題が見えてきた。
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育む社会へ 保育士不足の背景(上) 待遇の現実


安全確保に努めながら、一人一人の発達に応じたアプローチを試みる保育士。やりがいも責任も大きい=静岡市内の私立保育所(本文の保育士とは関係ありません)


 「独身で実家暮らしだから、やりがいだけでやっていけるけど…」。藤枝市内の私立保育所に勤めて丸3年の女性保育士(27)は、賃金の低さに「夢がない」と嘆く。月の手取りは13万円台。40代後半の先輩は勤続10年で、20年以上の経験があるのに、自分の月給と約1万円しか変わらない。

 女性は大学卒業後、保育所で調理員として働いた時に保育の仕事に魅了され、通信教育で資格を取った。ベテランの先輩は、子どもを伸ばすためのアプローチが多彩で保護者からの信頼も厚い。経験が物を言う仕事だと実感している。しかし、昇給は年に千円ほど。周りには、結婚や出産を機に辞めたまま復帰しない人が多い。「結婚しても共働きでないとやっていけない時代。保育士を続けたいが、他に割のいい仕事はいくらでもある」
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育む社会へ 保育士不足の背景(上) 待遇の現実


静岡県内保育士の求人状況


 厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、この10年間、民間施設で働く保育士の平均勤続年数は女性が7〜8年、男性は5〜6年前後でそれぞれ横ばいだ。県内の保育士資格登録者約3万1千人の96%が女性(2014年4月1日現在)。県は、公私立の保育所で働く約9600人を除いた約2万人を、潜在保育士と見込む。

 全国のハローワークが13年、潜在保育士を対象に行った調査では、保育士として働きたくない理由に「賃金が希望と合わない」を挙げた人が最も多く、20代と30代では6割近くに上った。

 「転職するならそろそろタイムリミット」。県内の私立保育所に勤める20代後半の男性保育士は、30歳を前に焦りをにじませる。手取りは月17万円台。昨年出産した妻は4月から再び働きに出るが、「共働きでも、わが子を人並みに習い事や大学に通わせられないかも」と不安が募る。

 勤務は早番や遅番のあるシフト制。帰宅後はほぼ毎日、わが子を寝かせてから深夜まで、カリキュラムの作成や園児の工作の下準備に追われる。「子どもの人格形成の礎に影響を与える仕事。やりがいも責任も大きい」と自負する半面、「お金がついてこないのはつらい」とため息をついた。

 「長年、現場を支えてきたのは“主たる生計者”ではない女性だった」と静岡市内の女性園長(52)。静岡労働局の林大輔雇用開発主任(40)は「人の入れ替わりが早く、保育士全体の勤続年数と平均給与が上昇しないため、国も短い勤続年数と低い給与に見合う予算しか付けない。悪循環に陥っている」と指摘する。
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 <メモ>静岡労働局によると、求職中の保育士1人にどれだけの求人があるかを示す有効求人倍率は今年1月、2.1倍に上昇した。潜在保育士の掘り起こしが急務になっている。厚労省の2014年賃金構造基本統計調査によると、民間施設で働く保育士の平均月給は、残業代や手当を含めて額面21万6100円(平均年齢34.8歳)。管理職を含めた全職種と比べて11万円低い。
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静岡新聞社(こちら女性編集室)


育む社会へ 保育士不足の背景(中) 制度と実態
(3/27 11:00)





園児の人数や年齢によって園の収入は変わる。年度途中に園児の増減もあるため、園長は年中やりくりに頭を悩ませる=静岡市内の私立保育所(写真の一部を加工しています)





 「子どもたちのために、経験豊かな保育士にいてほしい。だけど長く働ける環境を整えて、経験に応じて賃金を上げていくほど、園の経営は苦しくなる」。静岡市葵区で私立保育所を経営する浅井哲朗園長(63)は、その矛盾に頭を抱える。

 私立保育所の場合、昇給が経営を圧迫するのはなぜか。それは国の制度が、「保育士が全員10年以上働く」ことを想定していないからだ。

 公立は必要な人件費などを基に毎年度予算が組まれる。一方で、私立は国と県、市町が給付する「保育所運営費」の中で人件費を含めてやりくりしている。運営費は、公費と公私立一律に定められた保育料で賄われる。遠足の交通費といった実費以外を園が保護者から独自に集めることはできない。

 運営費の中で国が想定する、役職のない一般保育士1人当たりの給与ベース(額面)は、基本給19万7268円、年収約363万円(2014年度)。そこに、経験年数に応じて昇給させるための人件費が加算される。園の全職員の平均経験年数が0年だったとしても、年収に5%(18万円)の加算がついて1人当たりの年収は約381万円、平均経験が5年の園なら約399万円になる計算だ。10年以上は約417万円で一律になる。

 ところが現実は、国の想定と懸け離れている。県内の複数の園や保育士への取材では、新卒1年目の年収は額面約260万〜320万円程度、勤続10年目でも約280万〜370万円程度にとどまった。

 国の想定年収と現実に差が生じる理由は二つある。一つは運営費が職員の数ではなく園児の数に合わせて算定されること。もう一つは、国が定める配置基準よりも、現場は保育士を多く配置していることだ。厚生労働省によると、実質的な配置基準は1969年度以降、45年間変わっていない。園児や保育環境の変化に制度が追い付いていないのが実情だ。その結果、1人当たりに行き渡る賃金が国の想定よりも低くなっている。

 「基準通りの数ではとても一人一人に応じた教育・保育はできない」。全国保育士会副会長を務める焼津市の私立たかくさ保育園の村松幹子園長(58)は「親の教育力や家庭環境が変化し、よりきめ細やかな、質の高い対応が求められている」と訴える。同園では、園児104人に対して保育士13人を配置。国の基準よりも2人多いため、11人分の人件費を13人で分け合う格好だ。「多数の園が基準より余分に配置しているのではないか」とみている。

 経験による加算が「10年以上一律」の仕組みと、実態に合っていない配置基準。子ども・子育て支援新制度が始まる新年度、国はこれらを改善する。平均経験年数を1年延ばして加算率を引き上げ、「11年以上一律」とする。また、「20人に対して保育士1人」とする3歳児の配置基準を実質的に見直し、「15対1」にする。

 県内の園長からは「それでも実態に見合わない」との声が上がる。厚労省保育課は「財源が確保でき次第、余分に配置した場合への加算を追加したい」としている。

 <メモ>私立保育所の収入は「保育所運営費」の他に、延長保育や子育て支援拠点運営などの事業に対して交付される「補助金」がある。園が保育士を余分に配置したとき、独自の補助金を出す自治体もある。収入のうちいくらを人件費に充てるかは、園に任されている。社会保障制度に詳しい県立大経営情報学部の藤本健太郎准教授は「保育所は収入そのものが低く経営に余裕がない。一部の介護保険施設では内部留保のため込みが問題になったが、そういったケースは考えにくい」と話す。



育む社会へ 保育士不足の背景(下) 好循環どう構築
(3/28 11:00)





保育の合間を縫って会議や研修を行う保育士たち。質の向上に直結するキャリアアップの道筋をどう描くか。模索は続く=静岡市内の私立保育所


 保育士は一人一人に応じた発達を促すと同時に、安全を守る重責も負う。しかし、現場の保育士たちは一様に「職責に賃金が見合わない」と苦悩する。

 背景には何があるのか。元常葉大教授で、静岡地方最低賃金審議会の居城舜子会長(71)は「女性なら誰でもできる仕事という認識が社会に根強い」と指摘する。女性の社会進出が進むまで、保育は看護や介護と同様に家庭の主婦が担っていた。労働を無償で提供してきた背景が、国の想定する給与ベースの足かせになり、社会的評価の低さにもつながっているという。

 反面、共働き世帯の増加で、保育士の役割は増す一方だ。「おむつを外すことや座って食事を取ることなど、家庭の中で担ってほしい生活習慣の確立が、保育所に託されるようになった」。全国の半数近い保育士が加盟する全国保育士会の村松幹子副会長(58)=焼津市=は、家庭環境と子どもの変化を口にする。保護者への声掛けにも細かな配慮が求められ、「質がいっそう問われている」。

 私立保育所の場合は、1法人が1園を運営し、管理職は園長と主任に限られるケースが珍しくない。公立と違って異動のきっかけもほとんどない中で、保育士がモチベーションを上げながら働ける環境が不可欠だ。

 そうした環境の実現に向けて全国保育士会は2015年度、特別委員会を設け、「キャリアパス構想」を練る。障害やアレルギーのある子への対応など、保護者のニーズに即した専門性をどう養うか、保育士に道筋を示すのが狙いだ。

 キャリア構築のモデルとなりうるのが、保育士と同じように女性が9割以上を占め、かつては「低賃金、重労働」の代表格といわれた看護業界。日本看護協会(日看協)は1995年、感染管理などの特定分野で経験を積み、研修を受けた看護師を認定する制度を始めた。認定看護師を配置した施設には診療報酬が加算される仕組みもある。

 県看護協会の望月律子会長(65)は「看護の質が上がったことで加算が付いてきた。看護師のキャリアアップと病院経営上のメリットが一致した」と語る。日看協は並行して、家庭と両立できる環境づくりを病院に働き掛けた。正職員の夜勤免除や時短勤務も浸透してきた。「保育士が長く勤めるほど昇給がかさみ経営が苦しい」「時々辞めていくのは悪くない」(いずれも県内の園長)という私立保育所とは正反対の好循環が生まれている。

 新年度にスタートする子ども・子育て支援新制度は、保育所を「子育て家庭の支援拠点」と明確に位置付けた。全国保育士会の村松副会長は「保育士のキャリア構築が保育所運営費に反映される仕組みを目指したい。子どもの生きる力を養う専門性の高さが、まずは社会に伝わるよう努めたい」と力を込めた。

<こち女の目>政策的支援が不可欠 全国保育士会には保育所に勤める栄養士や事務員も入っていて、特定の資格を持つ人だけの職能団体ではない。その善しあしは別として、職能団体と政治団体を併せ持つ医療職などと比べ、自らの職域の専門性を高める態勢そのものが手薄で、現場の声を政治に届けにくい―との指摘もある。同居家族や隣近所による子育て支援が受けづらい世の中で、保育士の質と専門性の向上は、働く親と子を支える鍵となる。キャリアを積むよりも、人が入れ替わる方が事実上歓迎されてしまう構造を変えなければならない。保育士が働き続けられる環境整備に向けて、国と県、市町がいかに政策的なバックアップをしていくか。子ども・子育て支援新制度の成否にかかわるだろう。


以上は、http://www.at-s.com/news/detail/1174180122.html
からの引用です。

色々と考えさせられる内容ですね。


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2015年03月28日

貧困家庭の子供を支援、政府が基金新設へ


貧困家庭の子供を支援、政府が基金新設へ

読売新聞 3月28日(土)15時32分配信





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 政府は、貧困家庭の子供を支援するため、自治体や財界などと連携して企業や個人に寄付を呼びかけ、基金を新設する。

 厚生労働省が昨年7月に発表した子供の貧困率は16・3%(2012年)と過去最悪の状態で、金銭的な事情から、塾に通う余裕のない家庭の子供の学習を支援する団体や、スポーツ・芸術分野で能力があっても活動を続けることが難しい子供を支援する狙いがある。

 安倍首相が4月2日、自治体や財界、マスコミなど幅広い分野の代表を首相官邸に招き、官民一体で貧しい家庭の子供を支える「子供の未来応援国民運動」(仮称)の発起人集会を開く。基金を設置することも申し合わせる。

 新基金については、今夏をメドに事務局を発足させ、寄付の呼びかけを本格化させる方針だ。政府は基金の設置や運営面で関与していく。

以上は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00050053-yom-pol
からの引用です。

この企画は良いのではないかと思いました。
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2015年03月27日

古河太四郎生誕より170年:日本初の手話考案者の功績とは



古河太四郎生誕より170年:日本初の手話考案者の功績とは

公開日:2015.03.27  SHUTA AKABANE SHUTA AKABANE




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3月27日のGoogleトップのロゴが、日本の教育者・古河太四郎(ふるかわ・たしろう)にちなんだロゴ、Doodle へと変更された。本日が、彼の生誕170年にあたることを記念したものだ。

古河太四郎とは?

古河太四郎は、1845年3月27日に京都で生まれた。彼は、日本で初めて聾学校・盲学校を設立し、日本初の手話を発明した人物としても知られている。近代日本において盲聾教育の確立に尽力した人物だ。

彼は漢学塾の四男として生まれ、1869年(明治2年)に小学校教師となると、その後、聾唖児に接してその教育状況の惨状に触れたことで盲聾教育に発起する。1878年(明治11年)に京都盲唖院を創設すると、初代院長に就任し、盲聾教育の確立に尽力した。

日本手話の原型を考案

同校で古河は様々な教育法を試みたが、日本で最初の手話はその過程で誕生したものだ。古河は、生徒たちが日常的に手話を使って会話をしていることに着目して、その手話から教授用の手話を考察していった。

自然発生的に生徒間で使われていた手話を、古河は教育を目的に体系だった機能を持つ言語として洗練されたものにした。この時に誕生した手話が、現在標準手話として制定されている日本手話の原型となっている。

ヘレン・ケラーも聾唖学校に来校

古河は、明治の時代において、盲唖者が社会から差別されることなく人間らしい生活を送れるように願い、盲唖者の教育を社会の責任として背負い、視覚障害教育・聴覚障害教育の黎明期をリードした教育者であった。

彼の創設した京都盲唖院は、現在の京都府立盲学校・京都府立聾学校として、現在まで存続している。古河が亡くなった1907年(明治40年)の30年後に当たる1937年(昭和12年)には、ヘレン・ケラーも同校を訪問した。

以上は、http://newclassic.jp/21194
からの引用です。

勉強になりました。







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2015年03月23日

深夜の閉店、じわり増加=来客減で―外食チェーン


深夜の閉店、じわり増加=来客減で―外食チェーン

時事通信 3月23日(月)5時17分配信





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 24時間営業が普通だった牛丼店やファミリーレストランなどの外食チェーンで、深夜に閉店する店舗がじわりと増えている。背景には、少子高齢化や生活時間の変化で来客が減少し、採算が取りにくくなったことや人手不足がある。
 牛丼の「吉野家」は、全店舗の4割強に当たる521店舗で、深夜営業をやめている。かつては24時間営業が当たり前だったが、「コンビニの増加などで客が減り、働く人の確保も難しくなっている」(広報)という。
 牛丼チェーンでは「すき家」も、昨年10月に深夜の1人勤務「ワンオペ」を廃止したため、1254店舗で深夜休業に追い込まれた。今年6月末までに24時間営業の再開を目指すが、店員の採用は難航している。
 ファミリーレストラン「ガスト」などを運営するすかいらーくは2013年以降、約650店で閉店時間を早めたり、深夜は閉めるようにした。谷真社長は「来るのは完全に20代だけ。営業しても割に合わない」と説明する。
 ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドも、「東日本大震災後は夜に動く人の数が減った。開いていてもお客さんが十分に来ない店もある」(広報)と話す。24時間営業の店はこの2年で400店以上減り、全店舗の半分にも満たなくなっている。 

以上は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000005-jij-soci
からの引用です。

色々と考えさせられる内容ですね。
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2015年03月22日

内定者に就活終了求める「おわハラ」の最新手口を専門家解説

内定者に就活終了求める「おわハラ」の最新手口を専門家解説

NEWS ポストセブン 3月22日(日)16時6分配信






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 求人数が回復し、売り手市場となった今年の就職活動で、内定者に対して企業の「嫌がらせ」が問題になってきている。セクハラならぬ「おわハラ」という。なにが起きているのか。作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が解説する。

 * * *
 今年、話題の就活キーワードと言えば、「おわハラ」です。「就活終われハラスメント」の略です。文字通り、就活生に対して企業の人事が「内定を出すから、就活を終わらせて、ウチにしぼれ」と嫌がらせをすることを指します。どのような手口があるのか。なぜ、この問題が起きているのか。何が問題なのか。解説します。

「おわハラ」の手口は、例えば、次のようなパターンがあります。

【他社の辞退を強要する】

「今、受けている企業を全部辞退すれば、この場で内定を出す」

「この場で、受けている企業全部に辞退の連絡を入れなさい」

 など、内定の辞退を強要するパターンです。いまは、電話番号をネットですぐに検索することができるので、「電話番号が分からない」という言い訳も通用しませんからね。

【他社の選考を妨害する】

 他社の選考に行かせないように、毎日のように面接の日程を入れるなどして妨害するパターンです。

【内定辞退をしようとした人を脅す】

 内定辞退をしようと連絡した人に対して、絶対に入社するように脅すパターンです。そして、前述したような、他社の辞退を強要する行動に出るのです。

「そんなの、昔からあるじゃないか」というツッコミの声がありそうですね。はい、昔からあります。「内定辞退を申し出たら、コーヒーをかけられた」などという都市伝説を聞いたことがある人も多いことでしょう。

 他にも、バブル期には合宿という名目で旅行に連れて行き拘束する、何度も呼び出され映画や食事に連れて行かれる、意味もなく新幹線で博多まで往復旅行に連れて行かれるなんていう話がありました。これらは接待攻勢であり、「いい思い」をしているようにも聞こえますが、他社に行かせないための嫌がらせとも言えます。せっかく就活が終わっているのに学業を阻害する行為だとも言えるでしょう。これらも広義の「おわハラ」とも言えそうです。

 この「おわハラ」がなぜ、今、注目されているのか? 就活時期繰り下げにより、採用活動が混乱しているからです。表向きには8月から選考開始となっていますが、水面下の選考は始まっているわけです。優秀な学生を早く囲い込みたいという意図から、今年はこの「おわハラ」が横行することが懸念されています。

 採用担当者も必死です。求人数が回復し、売り手市場化する中、採用数のノルマを達成しなくてはなりません。他社よりも早く囲い込むために、時間も、人手もお金もかけている中、成果を出せない場合は、責任を追求されるからです。

 この「おわハラ」に対して、警鐘を呼びかける動きがあります。大学、短期大学、高等専門学校で構成する就職問題懇談会では、「大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期変更に係る企業等への要請に関する申合せ」を取りまとめ、2月25日に発表しました。

 内容は、【1】就職時期の変更について【2】就職・採用活動の公平・公正の確保について【3】採用選考活動における評価について【4】学生の健康状態への配慮について、という大きく4つの柱からなっています。

 そのうち2の「就職・採用活動の公平・公正の確保について」という項目において、職業の選択の自由を妨げる行為やハラスメント的な行為について、厳に慎むように要望が書かれています。具体的には、選考期間開始前の早期の内々定、内定承諾書・誓約書などの意思確認書類を選考期間開始前に提出させること、採用選考時期に長時間拘束するような選考会や行事を実施すること、自社の内々定と引き替えに他社への就職活動をやめるように強要することなどです。

 なお、同様に、インターンシップという名のもと、会社説明会や選考のようなことを行うことについても慎むべきだと書かれています。

 この申合せの書類は、大学で企業説明会が開催される際に、企業に手渡すように伝えられています。法的拘束力があるわけではないですが、かなり強めのトーンで書かれている書類だと言えます。

 問題提起するためのビデオまで作られました。YouTubeで「就活終われハラスメント」で検索してみてください。

 「これは“おわハラ”では?」と思ったら、大学のキャリアセンター職員などに相談してみましょう。対応の仕方、上手い断り方などを教えてもらえますよ。就活生の皆さんは、早く内定がほしいという気持ちもあるかと思いますが、とはいえ、自分たちには企業を選ぶ権利があるということに気づいてほしいです。

以上は、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150322-00000018-pseven-bus_all
からの引用です。

色々と考えさせられる内容ですね。
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2015年03月21日

難聴者の悩み

難聴者の悩み

・ある事業所で働いています。何かあるごとに罵倒されます。あれもできない。これもできない、と言われます。本当は聞こえてるんじゃないか。ボ〜としている。まじめにやれ、と言われます。ただ、聞こえていないから反応が鈍いだけなのに…。

・派遣社員です。4月に派遣勤務中におそらく仕事で初めて悔し涙をしてしまいました。
悔し涙をしてしまった原因は、作業スピードに付いていけないプレッシャーを強く感じてしまったのかなぁと感じています。作業指示者には作業開始前に難聴がある事を伝えています。
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現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」糖尿病 高血圧 花粉症 インフルエンザ完全保存版一覧表

現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」糖尿病 高血圧 花粉症 インフルエンザ完全保存版一覧表

現代ビジネス 3月21日(土)17時1分配信






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 心の中で「自分なら絶対に飲みたくない」と思っていても、患者には言えない。副作用がひどい、飲んでも意味がない―じつは、そんなクスリを処方している医者は多い。
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風邪薬で死にそうになった

 しんクリニック(東京・蒲田)の院長、辛浩基医師は「あるクスリ」を飲んで命を落としそうになった経験がある。

 「私が研修医の頃でした。毎日深夜まで働いて身体がひどく疲れているときに、風邪をひいてしまったんです。熱があって鼻水もすごく出ていたので、症状が治まればいいと風邪薬を飲みました。

 仕事を終え、車を運転して自宅に帰っている途中、ものすごい眠気が襲ってきた。危うく事故を起こしそうになったんです。自分だけでなく、他人の命まで奪ってしまうところでした。あのクスリはもう飲みたくないですね」

 そのクスリとは、非ピリン系感冒剤顆粒。商品名で言えば、「PL配合顆粒」などの風邪薬だ。風邪をひいて病院に行けば、かなりの確率でこのクスリが処方される。辛医師が続ける。

 「当時、風邪薬でここまでひどい副作用が出るとは思っていませんでした。風邪の症状を抑えるのにはいいクスリですが、人によって副作用の出方がかなり異なる。今はそれをきちんと患者さんに説明してから処方するようにしています」

 広く使われているクスリでも、じつは重篤な副作用をもたらすことがある。医者は、自らが服用したり患者に投与したりした経験から、「本当のクスリの怖さ」を知っている。都内の大学病院に勤務する循環器内科医はこう本音を明かす。

 「患者さんには普通に処方していても、自分では絶対に飲みたくない、家族には飲ませたくないというクスリはけっこうあります」

 重篤な副作用が生じる、飲んでも効果がない、依存性がある……など理由はさまざまだが、じつは、ほとんどの医者が「患者には出すけど自分は飲まないクスリ」があると言うのだ。

 そこで今回本誌は、現役の医師20人にアンケートを行った。自分では飲まないクスリは何か、その理由はなぜかを訊いた。複数の医師から名前が挙がったクスリをまとめて、次ページからの表に記したので、併せて見てほしい。

 意外にも、冒頭で紹介した風邪薬は、多くの医者が「自分は飲まない」と答えた。常喜医院(東京・四ツ谷)の院長、常喜眞理医師も「PL配合顆粒などの総合感冒薬は、痛みどめの成分も入っているので、飲み続けると胃が荒れる」と言う。

 風邪だけでなく、インフルエンザのクスリについても、「飲みたくない」という意見が目立つ。中でも多かったのが、タミフルの名称で知られるオセルタミビルだ。

 「飛び降りなどの異常行動が問題になりましたが、実際に患者に投与すると、とくに子供では非常に興奮したような状態になることがあった」(都内クリニック院長)

 日本予防医療協会代表理事の金城実医師も、「オセルタミビルは飲みたくない」と話す。

 「先日、1歳半になる私の孫がインフルエンザにかかったんです。子供から『病院でクスリを処方されたのだけど、飲ませるべきか』と相談を受けましたが、『水分をきちんとあげて、あったかくして寝ていればいい』とアドバイスしました」

 金城医師がオセルタミビルを飲まないのには、副作用のほかにもう一つ理由がある。

 「インフルエンザのときに出される抗ウイルス薬(オセルタミビルなど)は、ウイルスを殺すわけではないからです。このクスリの作用は、細胞内で増殖したインフルエンザウイルスが、その細胞から外に出ないようにすること。つまり、すでにウイルスが身体中に増殖してしまっているときに飲んでも意味がないんです。タミフルだけでなく、一般的なインフルエンザ薬は同じ作用のため、初期にしか効きません」

 もっと言えば、症状が出てから飲んでも意味がない。それなのに副作用が強いのだから、その事実を知っていたら飲みたいとは思わないだろう。ちなみに金城医師の孫は、クスリを飲まずとも2日後には熱も下がり、元気になったそうだ。

 現在ピークを迎えている花粉症は、これまでくしゃみや鼻水などの症状を抑えるだけのクスリがほとんどだったが、昨年、根治治療が望めるシダトレンというクスリが保険認可された。

 「スギ花粉のエキスを投与することで免疫をつけるクスリで、3年以上毎日投与しなければならないので自分には無理」(都内クリニック院長)

 と、否定的な声が多数挙がったが、花粉症については、その他のクスリも飲まないと話す医者が多い。頭がぼーっとするなどの副作用が強く、症状を抑える効果も低いからだ。北海道大学大学院医学研究科の西原広史医師が言う。

 「フェキソフェナジンやエピナスチンなど比較的新しい花粉症薬でも、薬価が高いわりに患者さんが満足するレベルの効果は見られないことも多い。ですが、何もクスリを出さないのも申し訳ないので、患者さんと相談の上、処方しています」

 生活習慣病の一つ、痛風のクスリで痛い目に遭った医師もいる。

 「2年ほど前、尿酸値が上がっていたのでベンズブロマロンというクスリを飲み始めました。なんとなく尿の色が濃くなり、喉が渇きやすくなってきたので、『なんでだろう?』と服用から1ヵ月ほど経ったときに血液検査をしてみたら、衝撃的な結果が出ました。尿酸値はぐっと下がっていたのですが、肝機能の数値が劇的に悪くなっていたんです。すぐに精密検査をして、クスリを止めました。あのまま知らずに飲んでいたら、肝不全になって死んでいたはずです。今思い出しても怖い経験です……」(都内総合病院・内科医)


飲んでも効かない

 いまや950万人もの患者がいると言われる糖尿病。最新の医学をもってしても根治することはなく、発症すれば一生クスリを飲み続けなければいけない病気だ。次々と新薬が開発されているが、その作用や副作用にもさまざまなものがある。

 長年、糖尿病を患っているという千葉県の総合病院院長はこう話す。

 「これまで数々の糖尿病薬を飲んできましたが、止めたクスリも多いですね。たとえばグリベンクラミド。これはすい臓を刺激してインスリン分泌を促す作用があり、すぐに効果が出るのですが、飲み続けるとすい臓が疲れてきて効かなくなるんです。実際、血糖値が下がらなくなってきたので飲むのを止めました」

 木更津東邦病院(千葉・木更津)内科医の藤井昭夫医師も、このクスリはとくに危険だという。

 「低血糖を起こしやすいんです。最近は、高血糖よりも低血糖による症状のほうが怖いと言われています。意識を失って昏睡状態になったり、心血管系の病気を引き起こしたりして、寿命を縮めるリスクもある。自分では飲みたくないですね」

 脂っこいものを食べると胃がもたれる―そんな経験がある人も多いだろう。病院へ行くと、胃炎や胃潰瘍と診断され、クスリを処方されることが多いが、胃薬には、こんな裏話もある。前出の金城医師が言う。

 「胃もたれを訴えて病院へ行くと、『胃酸過多』と診断されて胃酸の分泌を抑えるクスリ(エソメプラゾールなど)を処方されることが多いですが、じつはこれは大きな間違いなんです。

 胃の調子が悪いという日本人の約7割は、胃酸分泌不全と言われています。胃酸の分泌は20代をピークに減少していく。40代以上で感じる胃もたれの多くは、胃酸の出すぎではなくて胃酸が少なくて消化ができていないことが原因。そこに胃酸の分泌を抑えるクスリを飲んでしまっては悪化する一方です」

 医師の中でも、この事実を知らない人が多く、真逆の作用を及ぼすクスリを処方していることがよくあるのだ。

 「認知症の進行を止める」という触れ込みで'99年に発売され、注目を集めたドネぺジルについて、関東医療クリニック(埼玉・川口)院長の松本光正医師はこんな厳しい意見を言う。

 「認知症がクスリで治るわけがありません。クスリの効能を見ても、『認知症に効く』とは一言も書かれていない。ただ儲かるから医者が使っているだけなのです」

 このクスリを効果がないからとの理由で「飲まないクスリ」に挙げる医師は多かった。

「欲しがるから出す」

 実際にドネペジルなどの認知症薬を患者に処方しているという認知症専門医は、こう話す。

 「これまで、多くの患者さんに認知症薬を出してきましたが、クスリを飲んでも症状が早く進行する患者さんをとてもたくさん見てきました。それでもクスリを処方するのは、ご家族から『ぜひクスリを出してほしい』と言われるからなんです。不安だから藁をもつかむ思いなのでしょう。そんなときに『クスリは意味がない』とは言えませんから」

 多くの医者たちが、自分では飲まないクスリを患者に処方する理由はここにある。クスリを出せば儲かるということのほかに、家族や患者が「出してくれ」と言うからだ。埼玉県の総合病院に勤務する内科医はこう話す。

 「本当はクスリを飲まないほうがいい場合でも、何も出さなかったら患者さんに文句を言われます。日本は医療費が安いですから、患者さんのほうも『せっかく病院に来たのにクスリをもらわなきゃ損』という意識があるようにも思います。悪い評判が立つのも嫌なので、仕方なく出していることが多いですね」

 病院で出されるクスリが本当に必要なのか、考えたことはあるだろうか。何の疑問も持たずに服用するという人が多いかもしれないが、処方する医師には「患者に言えない事情」もあるということを肝に銘じておいたほうがいい。

 「週刊現代」2015年3月21日号より

以上は、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150321-00042507-gendaibiz-bus_all&p=1
からの引用です。

色々と考えさせられる内容でした。

posted by TKGB at 19:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月19日

「1円でも高く売る」トップセールスの技術とは?「うちの商品は高いから売れない!」の間違い

「1円でも高く売る」トップセールスの技術とは?「うちの商品は高いから売れない!」の間違い

ダイヤモンド・オンライン 3月17日(火)8時5分配信






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 「うちの商品、もっと安かったら売れるのに」。こんな思いを持ったことはありませんか? 本日は「価格競争に巻き込まれることなく、1円でも高く自社商品を売る」ためのセールスメソッドをご紹介します。

● 営業マンは、 「1円でも高く売る」ために存在する

 価格競争に率先して加わって、薄利多売の営業方針を貫くのであれば、営業マンは必要ありません。安く売ることで優位性をつくるなら、ネット通販やダイレクト型保険のように、営業マンを介在させないほうが、人件費や仲介手数料などがカットできます。

 では、どうして営業マンが必要なのでしょうか? 

 その理由はたった1つに集約できます。「高く売るため」なのです。営業マンは、自社の商品を「1円でも高く売る」ために存在しています。

 売れない営業マンは、不振の理由を「うちの商品は高いから売れない」「うちは他社に比べると高い」と価格に求めがちです。しかし、「1円でも高く売る」という営業マンの役割を鑑みると、「安くしないと売れない」という考え方は、自己否定になるわけです。

 限られたお客さまを相手に売上を確保するには、「付加価値」をつけて1円でも高く売らなければなりません。そのためには何をすべきなのでしょうか? 

 営業マンがつくり出せる付加価値を要約すると、それは「お客さまに気づきを与えること」といえます。

 これこそが「1円でも高く売る」ための最重要ポイントなのです。その具体的な方法を見ていきましょう。
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● 表面化されていない 「潜在ニーズ」をつかむ! 

 最も効果的にお客さまに気づきを与える方法は、「お客さま自身が自覚していない、潜在ニーズに気づかせる」なのです。

 すでにお客さま自身が自覚しているニーズに対しては、競合他社も同じような提案をするはずです。これだけをあてにしていると、価格競争に巻き込まれます。そのため、付加価値をつけるには、まだ表面化されていない「潜在ニーズ」に目を向けなければいけません。

 潜在ニーズは、「言葉の裏にある本当の価値観」ともいえます。仮にお客さまが価格に価値を求めていて、「うちは、安い商品でかまわない」と口にしたとしましょう。

 このとき、お客さまの言葉の裏には、本人も気がついていない「安さを求める理由」が隠されています。商品の必要性を感じておらず、「安かったら買ってもいい」と思っているのかもしれませんし、「違うことにお金を使いたいので、この商品にはそれほどお金をかけられない」のかもしれません。あるいは、「この商品が大事なのはわかるが、いまはお金がないので出費を抑えたい」のかもしれません。

 「安い商品でかまわない」という言葉の裏側を洞察していくと、お客さまの「本心」が隠されていることがわかるでしょう。そしてお客さま自身が、その本心に気がついていないことがあるのです。

 そうしたお客さまの潜在ニーズを探る手段は、ヒアリングです。ヒアリングによって潜在ニーズを把握できれば、お客さま自身も気づいていない本質的な課題を見つけることができます。潜在ニーズを満たす的確な提案ができれば、その提案こそが、営業マンの付加価値になり、「価格以外の価値」を提供することになるのです。

以上は、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00068465-diamond-soci&pos=2
からの引用です。

色々と考えさせられる内容です。
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60代以降の人たちは「安く」より高くても「見栄」や「ちやほや」を選ぶ。

60代以降の人たちは「安く」より高くても「見栄」や「ちやほや」を選ぶ。
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2015年03月10日

老老介護は大変である。

老老介護は大変である。
posted by TKGB at 23:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あとは時間が過ぎるのを待つ。時間が解決してくれる。

あとは時間が過ぎるのを待つ。時間が解決してくれる。
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仕方がないという言い方は出来ないですが、多いですね。

仕方がないという言い方は出来ないですが、多いですね。
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2015年03月07日

沖縄県からの相談

最近、沖縄県の方から社会保険労務士としての私に相談をいただくことが増えました。色々と労働関係で、難しいことがあるようです。
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難聴者へのパワハラ

ある難聴者からの「解雇されたら、次の就職に不利だから自己都合対処にしなさい。」と、上司から言われたという相談がありました。これは「懲戒解雇」と「解雇」を混同させるようなパワハラです。難聴者に対する風当たりがきつくて、難聴者が精神的にまいっていると、このようなことを上司から言われたそうです。この相談者の方には、私自身、難聴者である社会保険労務士として、自分自身の体験も踏まえたアドバイスをさせていただきました。
posted by TKGB at 20:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ろう者の文章へのアドバイス

私が社会保険労務士として相談をいただく中で、「ろう者の文章」に対する相談があります。解決策のひとつしては、インターネットで「接続詞」と検索して出てくる内容の一覧を保存しておく方法があります。その保存した内容から文章を書くときにの適切なものを選ぶようにするのです。最初は失敗するかもしれませんが、何もないところからはじめるよりは、はるかに適切な文章にする可能性が高まります。慣れてくると、どの「接続詞」を選ぶと良いかもわかってくると思います。このテクニックは健聴者でも、社会人になりたての方々にも応用がきくのではないかとも思っています。社会人になりたての健聴者で、箇条書きはできるのだが、文章化は難しいという人にもおすすめの方法でもあります。
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2015年03月03日

婚活女性、都会から地方へ 「仕事に疲れた」「頑張らなくていい」


婚活女性、都会から地方へ 「仕事に疲れた」「頑張らなくていい」

withnews 3月3日(火)11時40分配信





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婚活女性、都会から地方へ 「仕事に疲れた」「頑張らなくていい」


出雲大社の参道沿いの店を巡る婚活ツアーの参加者=2015年1月24日、島根県出雲市


 最近、地方で結婚相手を探す「婚活ツアー」に参加する都会の女性が増えています。彼女たちは、なぜいま、地方へ向かうのでしょうか?

【画像】進化する「婚活」。北海道では厳しい寒さの中で密着しあう「婚活」も
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出雲のツアーに東京、大阪、福岡から

 今年1月にあった島根県出雲市への婚活ツアーには、東京、大阪、福岡などに住む女性10人が1泊2日で参加しました。男性は出雲市とその近郊に住む14人です。年齢は男女とも30代を中心とした20代〜40代。出雲大社の参道沿いの店を巡るイベントなどで打ち解けた後、パーティーで交流し、カップルが8組誕生しました。
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参加した女性「仕事と人間関係に疲れた」

 カップルになった一人で、東京都内で一人暮らしをする契約社員の女性(40)は「仕事と人間関係に疲れて」参加しました。「今の世の中、正社員でも明日が読めない。相手の収入は気にしません。気が合う人と暮らせたらいいなと思っています」と話します。

 岐阜県内の高校を卒業後、上京し、専門学校で学びました。そして大手アパレル会社で正規社員として働いていましたが、家族の手伝いが必要になり、退職して帰省。顔見知りばかりの田舎を息苦しく感じて3年前、東京に戻りました。

 新たに勤めた会社は、リストラで社員数は減るのに仕事は増える一方でした。夜中まで働く日が半年続きました。チャームポイントとほめられていた笑顔が消え、職場からは、助け合ったり相談し合ったりする雰囲気も消えました。次第にバリバリ働くことがすべてではないと思うようになりました。「田舎だけど故郷ではない場所がいい。出雲は何度も旅行に来て好きな所でした」と言います。
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迎えた男性「来てくれるだけでうれしい」

 昨秋あった秋田のツアーはNPO法人秋田移住定住総合支援センターが主催。主に関東圏の女性40人と地元の公務員や銀行員ら男性56人が参加し、21組のカップルが成立しました。

 秋田出身の学校教師の女性(31)は、関東に出て12年になります。婚活パーティーに何度か参加しましたが、「この人だ」と思う人には出会えませんでした。「そういえば地元の友だちは同級生どうしで10組以上結婚した。育った環境が同じなら価値観も同じで、頑張らなくていいのかな」と考えるようになったといいます。

 女性たちを迎えた会社員男性(38)は「来てくれるだけでうれしい上に、地方での生活に関心を持ってくれているのもよく分かった。話して安らげる人が見つかり、カップルにもなれた」と話しました。
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「これから少しずつ増える」

 結婚相談所を審査するNPO法人日本ライフデザインカウンセラー協会(東京)の原口博光事務局長は「地元の人同士が交流する地方での婚活イベントはすでに活況だ。都会で働き続けることに限界を感じた女性の思いと、人口を増やすために移住してきてもらいたい地方の状況がかみ合い、都会の女性と地方とを結ぶ婚活はこれから少しずつ増えるのではないか」と話しています。

以上は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00000001-withnews-soci
からの引用です。

色々と複雑な事情があるのですね。
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2015年03月02日

傷病手当金と障害者

ある方から「傷病手当金をもらうと将来、年金をもらえなくなると聞いたんですけど・・・」というご相談をいただきました。また、「精神障害という診断をされると将来の年金がもらえなくなると聞いたので不安なのですが・・・」というご相談をいただきました。そんなことはありません、大丈夫です。不安な方は、078-779-2259までお電話ください。または、「TKGB社会保険労務士事務所」までご連絡ください。ご安心いただけるように無料でわかりやすくご説明させていただきます。
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2015年03月01日

ろう者の手話は日本手話

ろう者の手話は日本手話である。本当に素晴らしい表現力である。
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